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2019-01-07

2019

HSD_Nenga_2019

謹んで新春のお慶びを申し上げます。内平外成と地平天成の心を持って、本年も一日一日を大切に歩んで参ります。

さて、弊所は本日から仕事はじめです。年末年始は、読みたかった本を開いたり、進めたかったデザインの制作をしたりと、様々な思考をゆっくりと整理する時間になりました。そして毎年、テーマを設定しているのですが、その言葉を考えていました。

2017年のテーマは「仕事」とし、プロジェクトの契約の在り方やパートナーとの関係性など「デザインの周辺」の整備を意識し続けました。

2018年のテーマは「表現」でした。この言葉に設定したことで、自分自身、多くの発見がありました。一つは、デザインはもちろんビジネス、日常などにおける「美意識」というキーワードをしっかりと認識できたことです。

コンテンツが充実した現代では、本質を外見に示した「らしさ」から、軸のある差別化をすることで、持続可能なブランドを目指すことも重要視されています。そのためにも「美意識」が込められたデザインやビジネスの在り方が大きく作用することもわかってきました。

ただ、あくまで僕の場合ですが「表現」に「自己」を寄せすぎると、あまり良くないということもわかりました。「表現」のために頑固や意固地の感情が生まれる可能性も高くなる不安を感じたためです。それは、クライアントやチームとともに創り上げる現場では、プラスに働かないことも多いと考えられます。

つまり、デザインの存在意義は理念からなるコミュニケーションだと考えています。経済と文化の両輪の中で「表現」の造形的な部分が最優先であると思い違いをしては本末転倒です。デザイナーは理念に寄り添った「美意識」で成果物を目指すことが大切なのだという気づきを改めて得ました。

そして、2019年。テーマは「元気」としました。

言葉の意味を調べてみると「活動の源となる力」や「万物生成の根本となる精気」とあります。ご縁をいただくデザインにもそのような想いを込めていければ素晴らしいなと考えました。また、不養生もあり昨年やこの年始などに体調を崩すことがあったので、自分自身、健康であることも意識していきます。

長くなりましたが、本年もどうぞ宜しくお願い致します。

2019年が皆様にとっても素晴らしい一年となりますように。

佐藤 豪人

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