カタチを創ることだけがデザインではない
少し前のブログ“「お医者さん」と「料理人」”でも書きましたが、カタチを創ることだけがデザインではないと考えています。
マークや広告、パッケージなど単純にカタチがあれば良いということではなく、そのカタチに至った理由(わけ)は、きっと存在します。僕は、そのビジョン(存在理由)も共有してデザインに取り組むことを目指しています。極端なことをいうと「デザイン」はビジュアルイメージの開発という着地の部分までご一緒できるデザイナーという職能を活かした切り札と感じています。発端、「はじまり」の部分はプランニングやコンセプトメイキングなど様々に言い換えることはできます。
僕を含めたデザインコンサルティングをベースとしたアートディレクター/デザイナーの強みは、その「はじまり」の部分から企画戦略の立案、ビジュアライズ(視覚化)まで一貫してご一緒に共有させていただけることだと考えています。また、そのノウハウがあることで広告代理店の方々とチームを組ませていただく際では、クライアントやエンドユーザーを理解することを強く意識しながら「伝わる」デザインを、「美意識」を持って目指すことも弊所の強みだと感じています。
「この商品は本当に良いモノなのか」
「広告宣伝をどうしたら」
「カッコいいデザインにしたい」
「ブランドを生み出すには」
「インナーモチベーションを上げたい」
経営者や組織の担当者は様々なミッションに伴って、孤独と戦いながらビジネスという戦場を駆け巡っています。「カタチを創ることだけがデザインではない」と考えているクリエイティブのパートナーとして、ビジョンを共有することでその孤独とも寄り添っていきたいのです。そしてご一緒にコミュニケーションのポジティブなご縁力を高めるという意識を持って、デザインに向き合っていきます。