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2014-11-07

岡山のデザインの歴史

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インターネットによって情報の在り方は、未だ変革を続けています。定着される価値創造の「場」はハードルも低くなり、相互的なコミュニケーションができる環境にもなっています。ですが、各地域のグローバリゼーション進行と相反して、それぞれのローカルが持つ独自性も顕在化してきているように感じます。おそらく世界の中でキラリと光るモノやコトは、アイデンティティが確立された価値だと考えています。

それらを考えはじめると岡山から発信されたデザインの歴史や文化への関心が高まります。特に地域性を色濃く表現するパッケージデザインについては、一度検証してみたいと構想しています。あの老舗のパッケージや人気ケーキ店のお持ち帰り用の箱。幅広いシーンでデザインが関わっていると考えられます。例えばですが、それらを展覧会形式や書籍として定着してみると、きっと見応えのあるものになるはずです。メーカーのブランディングとしてもエンドユーザーへの有益なコミュニケーション方法になるのではないでしょうか。

商業の中でデザインという職能は、そのコミュニケーションの力を利用して、様々なプロジェクトの成功を目指します。アウトプットの最終段階で定着される「表現」という側面が在ることから時代や地域を反映する文化的側面も在ると考えられます。自分自身の仕事や各種の活動も文化的な価値として残ることも目指して、緊張感を持って日々取り組んでいます。それら美意識を持ったデザインがクライアントにとって有益な経営資源となり、ヒト・モノ・コトを元気で幸せに結ぶことを目指してさらに頑張ります。

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