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2016-01-26

「美」の「術」

もろもろ荷物の整理をしていたら学生時代のデッサンが、ポロポロと出てきました。もっと描き込まなきゃなぁと、今でこそわかる粗い感じに反省しつつも、努力していた良き想い出として嬉しくもあります。

デッサンは、モノ(コト)を観察する力を鍛えるにも良い訓練方法だと思います。また、お声がけいただくセミナーなどでもお伝えしていますが、「美術」の力やその基礎技術は社会の中でも大きく機能させることが可能だと考えています。

アーティストのように未来への問いを見い出すだけではなく、観察眼を鍛えることで販売職などにも活かせるかもしれないし、営業職であればお得意先の前で図をサッと描けたりしてもスマートですよね。もちろんデザイナーであれば、造形感覚を鍛えるにはもってこいです。

「美」の「術」というくらいですから、幅広いグラデーションの中で社会とコミュニケートする方法・手段として機能させることも可能なのだと思います。

もう一枚の写真はデッサンと一緒に出てきた、抽象的な鉛筆画。当時、赴くままに描いたカタチ。いまみると、この年齢だからこそ色々と考えさせられて、とてもおもしろいですね。

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