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2016-02-01

記憶の跡

160201_NOTE

バタバタとして考えることも多いと、人間なのでもちろん疲れも溜まります。それでも、良いデザインをするために頑張りたい、と思えるんですよね。

このモチベーションの在り処って一体どこから来るのか、時に自分でも不思議に思うことがあります。

カタチは、パソコンが発達した現代では誰でも出来てしまいます。コンテンツが良ければ、売れていきますし拡がりもします。ただ、そこに「良い現在」があったとしても「良い未来」が生成される可能性は低いと考えています。

デザイン特性の一つに、「記憶の跡」という力があります。

ユーザーとその対象物が出会ったとき、「何だか美味しそうなパッケージ」や「とてもシャレてる名刺」などデザイン思考によって情報が整理されたからこその、「印象」から生まれる力です。

「記憶の跡」が機能することで単純にモノが動くだけではなく、ユーザーに何らかの「印象」を残し、次の動機となって未来へ紡ぐと考えています。

この「良い未来」のためにというのが、モチベーションの一つになっていることは間違いないと今回言語化しながら、自分なりに解釈しました。

だからこそ「デザインの力」を信じて、誠心誠意頑張りたいです。

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