2014-12-01
Memento Mori
ぼくは「ご縁」ということを、いつも意識してよく言葉にもしています。ヒト・モノ・コトの「間」を紡ぐキッカケとして必ず「出逢い」があり、派生して「ご縁」が築かれていきます。「出逢い」がなければ何も生まれません。「出逢い」は「幸」や「豊」など陽の状態を目指していく上でも、とても重要な要素の一つだと考えています。
中でも結婚という「ご縁」は、様々な「出逢い」の積層だと感じます。2014年春、ぼくにも結婚を機に、新たな「家族」を授かることができました。自分にとって「家族」ひとり一人との「出逢い」は、かけがえもなくありがたい「ご縁」と感じています。その中で、いつも穏やかな眼差しと心に残る言葉を与えてくれたおじいさんとも「出逢い」ました。
その家族皆に愛されていたおじいさんが、2014年11月27日(木)に天寿を全うしました。
容態急変の知らせを聞いてすぐに駆けつけたものの死に目に逢うことはできませんでした。ですが、最後はとても安らかだったと聞きました。葬儀も一つ一つ丁寧に執り行われ、会場中が悲しみ、そして温かい気持ちで溢れていました。ぼく自身、おじいさんへの感謝の念が、とめどなく流れていました。
その帰り道に、「おじいさんのような生き方をしたいね」と妻に伝え、ラテン語の「Memento Mori(メメント・モリ)」という「死を想(憶)え」を意味する言葉を、強く意識した数日となりました。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。
12月となり、2014年も残り1ヶ月です。ぼくもおじいさんのように、「芯」「心」「真」が在る生き方を目指して、一日一日を丁寧に過ごしていきます。
関連記事