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2015-01-05 | MESSAGE, +THINKING

2015

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昨年はお世話になり、誠にありがとうございました。喪中につき年末年始のご挨拶は控えさせていただきました。

さて、HIDETO SATO DESIGNは本日から仕事始めです。2014年は、密度の高い経験とともに、実り多き一年となりました。

新たな知識。
新たな発見。
新たな思考。
新たな場所。
新たな名前。
新たな出逢。

たくさんの「新」を授かる一年でした。

毎日を充実して過ごさせていただけたのもひとえに素晴らしいご縁によるものと実感しています。同時に、日々時間や空間をご一緒させていただく方々へ感謝の気持ちが溢れてきます。2015年も、すでに多くの「ワクワク」が待っています。中長期間に及んでいるプロジェクトの定着や、学生デザインビエンナーレ2015の審査委員、3月には個展も予定しています。

一月も足早に、五日が経過しました。大好きな「デザイン」に関われる幸せを噛み締めながら一日一日を大切にして、一生懸命に取り組んでいきます。

何事にも1mmでも高い「飛翔」を目指して、「美楽」を追求した良い効果のある「デザイン」を目指します。そして「感謝」の気持ちを益々強く意識して、一度でも多くの「ありがとう」を伝え、相手からも言ってもらえるような行動を心がけます。

本日もありがとうございました。
皆様、本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

HIDETO SATO DESIGN
佐藤 豪人

2014-12-12 | +THINKING

情報の渦

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この一週間は本当にたくさんの情報や感動を得ることができました。

12月6日(土)

竹尾ペーパーショウ「SUBTLE」(サトル|かすかな、ほんのわずかの)、そして同時に楽しみにしていた関連トークイベントの「I’M NOT SURE.」。その熱気とエネルギー、改めて「デザイン」という巨大な知技の情熱に心が踊りました。

12月9日(火)

燐光群の演劇「8分間」。その演出の妙に一気に惹きこまれて、ストーリーに織り込まれた社会風刺にもガツンと脳を揺さぶられました。あっというまの2時間で、何ともいえない興奮が残って、とても刺激をいただきました。

12月11日(木)

就実学園創立110周年フォーラム 「ビル・エモットと語る日本再生と地域創生」へ。

[パネラー]
・ビル・エモット 氏
(国際ジャーナリスト・元英国エコノミスト誌編集長)
・出井 伸之 氏
(クオンタムリープ株式会社代表取締役ファウンダー&CEO、元ソニー会長)
・小嶋 光信 氏
(両備グループ 代表 兼 CEO)
・石川 康晴 氏
(株式会社クロスカンパニー 代表取締役社長)

[コーディネーター]
・杉山 慎策 氏
(就実大学経営学部教授・学部長)

ここ岡山で、こんなに豪華なゲストでから聴講できる機会は本当に珍しいと思いました。しかも無料です。今回「おかやま未来ホール」にも初めて行きましたが、イオン岡山内の駅前好立地で会場も見聞きしやすい構造となっていました。

デザイン、演劇、文化、経済、岡山…ドドドッと流れる「情報の渦」に飛び込んで、現在、脳内を整理中です。

ご縁から様々なことに触れる機会をいただけることも本当にありがたいです。

2014-12-05 | +THINKING

トーン&マナー

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ロックミュージックに影響を受けて革ジャンをさらりと羽織ってみたり、アウトドアやスポーツが好きで動きやすい洋服をオシャレに着こなしたりと。「あの人のファッションセンスってステキだよなぁ」と感じることは誰しも一度はあると思います。洋服は、その人の趣味趣向や性格、生き方や哲学まで投影されることがあります。

ブランディングデザインも似ている部分があると感じています。ブランディングのはじまりである印象構築は、法人・個人の理念(存在理由・哲学)に存在するキャラクターの本質的な部分を共有して、スタイリングしていくこととも言い換えられます。デザインの意匠は無意味に飾り付けるのではなく、「本質を外見に」表現したものだと考えられます。

長年営んでこられた昔ながらの定食屋に、玄人受けしそうな近未来感漂うインテリアを無理矢理あてはめてもシズルは生まれないと思います。グラフィックデザインも同様に、横文字を多様して一見今風にこしらえても、それは本質からかけ離れているように感じるはずです。その時代や場での「トーン」と「マナー」が存在し、整理や統一がなされてこそ強いコミュニケーションが生まれます。

またデザインは、デザイナーのためだけにあってはならないと考えています。クライアントの経営資源として活用され、社会の中でポジティブに機能することを目指して、日々デザインへと向き合っています。

本日もありがとうございました。

そういえば7年半前、独立したばかりのころ、スローガンとして「本質を外見に。」を掲げていました。

2014-12-01 | +THINKING

Memento Mori

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ぼくは「ご縁」ということを、いつも意識してよく言葉にもしています。ヒト・モノ・コトの「間」を紡ぐキッカケとして必ず「出逢い」があり、派生して「ご縁」が築かれていきます。「出逢い」がなければ何も生まれません。「出逢い」は「幸」や「豊」など陽の状態を目指していく上でも、とても重要な要素の一つだと考えています。

中でも結婚という「ご縁」は、様々な「出逢い」の積層だと感じます。2014年春、ぼくにも結婚を機に、新たな「家族」を授かることができました。自分にとって「家族」ひとり一人との「出逢い」は、かけがえもなくありがたい「ご縁」と感じています。その中で、いつも穏やかな眼差しと心に残る言葉を与えてくれたおじいさんとも「出逢い」ました。

その家族皆に愛されていたおじいさんが、2014年11月27日(木)に天寿を全うしました。

容態急変の知らせを聞いてすぐに駆けつけたものの死に目に逢うことはできませんでした。ですが、最後はとても安らかだったと聞きました。葬儀も一つ一つ丁寧に執り行われ、会場中が悲しみ、そして温かい気持ちで溢れていました。ぼく自身、おじいさんへの感謝の念が、とめどなく流れていました。

その帰り道に、「おじいさんのような生き方をしたいね」と妻に伝え、ラテン語の「Memento Mori(メメント・モリ)」という「死を想(憶)え」を意味する言葉を、強く意識した数日となりました。

いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

12月となり、2014年も残り1ヶ月です。ぼくもおじいさんのように、「芯」「心」「真」が在る生き方を目指して、一日一日を丁寧に過ごしていきます。

2014-11-26 | +THINKING

価値

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少し前、日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)のご縁から、日本を代表するグラフィックデザイナーである原研哉さんと岡山のデザイナー数名で、ご一緒にお話をさせていただく機会に恵まれました。

原研哉さんは岡山のご出身で、高校時代の恩師が岡山県立美術館で開催されている展覧会の関連イベントに合わせて帰郷をされていました。日本の中でもトップクラスにお忙しいはずなのに、ご縁を大切にするそのマインドも素晴らしいと感じました。

実は、デザイン関係で一番最初に読んだ本が原研哉さんの著書「デザインのデザイン」で、自分自身に在る哲学的な部分の基礎地になっています。現在でも社会にコミュニケーションされているデザインはもちろん、書籍やメディアからの言葉に大きく影響を受けています。当日お聞きしたお話でもグローバルな視点から、覚醒する刺激をいただくことができました。グラフィックデザイナーの職能を拡張し続けている、原さんの俯瞰した幅広い視点の一端に、触れさせていただくことができたように感じます。

中でも考えるキッカケをいただけたキーワードは、「観光」と「価値」について。観光産業については、様々なメディアを通して発言をされていますが、「岡山」に存在する観光の価値についてもお話の中にあり、そういう視点もあるのだと気づきがありました。またお話をお聞きすることで、デザインが生成する「価値」についても、改めて認識を深めることが出来ました。

生の声から受信できる情報の重さも実感した一日となりました。

ありがとうございました!

2014-11-25 | +THINKING

体験

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人との新しい出会いからこれまで経験したことのない分野へ触れる機会をいただいています。


演劇公演 ロミオとジュリエット

10月5日(日)に岡山市立旧内山下小学校で開催された「演劇公演 ロミオとジュリエット」をご縁あって観に行かせていただきました。

海の劇場2014
学校でひらく舞台芸術教室
シェイクスピア生誕450周年
演劇公演 ロミオとジュリエット
http://www.artfarm.or.jp/program/de14_romeo.html

導入の演出から一気に惹きこまれてしまい、随所が「考え抜かれてるなぁ」と終始ワクワクが止まりませんでした。時間も「あっ」という間に過ぎ去ってフィナーレに。これまで演劇をまともに観たことなかった自分にとって全てが衝撃的で、とても感動しました。「恋」や「愛」という身近なキーワードでさえ、時代背景や環境、心情から途端に特別なこととなってしまい、どうすることもできない悲観的な感情を生み出すことに恐ろしさも覚えました。

「ロミオとジュリエット」という物語を改めて考えることができたのは本当に良い機会となりました。そして、間近で観ることのできる舞台で、俳優の皆さんから創造のエネルギーを直接受け取ることができたことも大きな収穫です。


「新しき民」

昨日11月24日(月祝)には岡山映画祭2014のクロージングへ行ってきました。

今映画祭最後の上映作品である「新しき民」を観ましたが、美しく素晴らしい映画でした。旧内山下小学校という普段では観ることのできない場所で、この映画と出会えたことも良い体験となりました。

また上映後の企画、それぞれのスタンスからなる四人の監督トークショーもおもしろかった!

これからの映画のひろがり方はもちろん様々な課題まで、自分の活動している地域のデザイン業界についても親和する内容に高次元で意識共有できたように感じました。

その中で「体験」というキーワードなど、気づきが満載で、とても勉強になりました。特に「新しき民」の山崎樹一郎監督が仰っていた「ここで活動しているからこそ根拠が在る」という言葉にグッときました。地域は大都市のように多文化の積層と拡張の繰り返しから生成される場とは異なります。天候や地形などに由来する生活の中で育まれた文化から地域産業は生まれます。

デザインでも、根幹の感覚を共有して伝達することで、有益な価値が生成されます。

そして活動を続けていくことで改めてその場に重なる文化として育まれていくのだと考えます。何より「自然」に繰り返していくことが重要ですよね。

ともあれ映画祭実行委員会の皆さん、長期間の運営、本当にお疲れ様でした!そして今回、デザイナーとしても素晴らしいご縁をありがとうございました!

2014-11-23 | +THINKING

初心者マーク

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10月初旬頃、車の運転免許を取りました。岡山で住んで仕事をしながら、この年齢になるまで運転免許を持っていないのはおそらく希少種の部類だと思います(苦笑)

その中、岡山の市場規模で車を持たずしてノマドワークができるかポジティブに考えて、実験的な意味合いを込めて現在も活動しています。もちろんその人のワークスタイルにもよりますが、地方都市であるここ岡山でも車・オフィスを持たずして仕事は可能です。車での交通手段を持たないことで不便なことやご迷惑をおかけすることもあります。その分、ご協力していただく温かいお気持ちを多分に感じることができ、日々感謝の気持ちがわいてきます。本当に、いつもありがとうございます。

今後は働き方について、岡山での活動を考えている同世代やさらに若手のデザイナーへ、一つのモデルケースとして伝えていければと考えています。

そして、車について。改めて、やはりメリットは大きいですね。行動範囲は格段にひろがるし、ちょっとした移動でも時間短縮になります。少しずつでも慣れながら、安全運転を心がけて乗って行きます。

どこかで初心者マークをつけて車に乗った佐藤を見かけることもあるかもしれませんが、温かい目でみてやってください(笑)

2014-11-10 | BLOG

【入選】日本タイポグラフィ年鑑2015

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日本タイポグラフィ年鑑2015


結果:入選
部門:ロゴタイプ・シンボルマーク
作品:「岡山映画祭2014」イベントロゴ


NPO法人 日本タイポグラフィ協会が公募した「日本タイポグラフィ年鑑2015」に、「岡山映画祭2014」イベントロゴが入選いたしました。

岡山映画祭2014は明日、クロージング企画が開催されます!詳しくは下記サイトをご覧ください。

岡山映画祭
http://d-mc.ne.jp/off/

2014-11-07 | +THINKING

岡山のデザインの歴史

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インターネットによって情報の在り方は、未だ変革を続けています。定着される価値創造の「場」はハードルも低くなり、相互的なコミュニケーションができる環境にもなっています。ですが、各地域のグローバリゼーション進行と相反して、それぞれのローカルが持つ独自性も顕在化してきているように感じます。おそらく世界の中でキラリと光るモノやコトは、アイデンティティが確立された価値だと考えています。

それらを考えはじめると岡山から発信されたデザインの歴史や文化への関心が高まります。特に地域性を色濃く表現するパッケージデザインについては、一度検証してみたいと構想しています。あの老舗のパッケージや人気ケーキ店のお持ち帰り用の箱。幅広いシーンでデザインが関わっていると考えられます。例えばですが、それらを展覧会形式や書籍として定着してみると、きっと見応えのあるものになるはずです。メーカーのブランディングとしてもエンドユーザーへの有益なコミュニケーション方法になるのではないでしょうか。

商業の中でデザインという職能は、そのコミュニケーションの力を利用して、様々なプロジェクトの成功を目指します。アウトプットの最終段階で定着される「表現」という側面が在ることから時代や地域を反映する文化的側面も在ると考えられます。自分自身の仕事や各種の活動も文化的な価値として残ることも目指して、緊張感を持って日々取り組んでいます。それら美意識を持ったデザインがクライアントにとって有益な経営資源となり、ヒト・モノ・コトを元気で幸せに結ぶことを目指してさらに頑張ります。

2014-11-06 | BRANDING, WORKS, PACKAGE, COPY

TOP HAIR | シャンプー・トリートメントのラベル

TOPHAIR_ShamTreat


トップヘアーオジリナルのシャンプーとトリートメントのラベルデザインです。VIシステムに組み込んだシルバーをキーカラーにホワイトプリントで品のある印象を目指して設計しています。


Creative Director = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Art Director = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Graphic Designer = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Copywriter = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Client = THE TOP | 株式会社ザ・トップ


2014-11-01 | BRANDING, IDENTITY, WORKS, AWARD

岡山映画祭2014 | 映画祭のVI

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岡山映画祭2014のためにデザインした「動く。」のロゴタイプです。絵的な造形性を込めながら、デジタルとアナログを行き来しながら制作しました。各種媒体展開でキービジュアルとしても機能しています。


Creative Director = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Art Director = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Graphic Designer = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Client = Okayama Film Festival | 岡山映画祭実行委員会


日本タイポグラフィ年鑑2015


2014-11-01 | BRANDING, WORKS, IDENTITY

清野司法書士・行政書士事務所 | 司法書士・行政書士事務所のVI

Kiyono_VI


清野司法書士・行政書士事務所のシンボル&ロゴタイプのデザインです。名字にある「清」と「野」から、司法書士・行政書士という職種を通して「Clean Field」を創造するというコンセプトを設定しました。造形としてもコンセプトに沿って「KIYONO」の「K」が拡がっていくように設計をして、「Field」(野原・領域)に見立てた正円でデザインしています。


Creative Director = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Art Director = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Graphic Designer = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Client = 清野司法書士・行政書士事務所


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