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2016-02-01 | BRANDING, IDENTITY, WORKS, PACKAGE, COPY

TOVINTAGE | 日本古酒のVI

Tovintage_VI


特別な祝古酒TOVINTAGE(トビンテージ)という、日本古酒のブランディングデザインで展開したVIです。「と」を軸に良縁の結びを感じる赤いリボンに見立てて図案化しました。パッケージにはもちろん、各種媒体に展開しています。


Creative Director = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Art Director = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Graphic Designer = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Copywriter = Hideto Sato | 佐藤豪人(HIDETO SATO DESIGN)
Client = 有限会社米酒センター平松


特別な、祝古酒。

いよいよ本日、「櫻室町 大吟醸 祝古酒 TOVINTAGE(トビンテージ)」が発売となりました。

櫻室町 大吟醸 祝古酒 TOVINTAGE(トビンテージ)
http://jizakesohko.okayama.jp/tovintage/

酒造視察からヒアリングにはじまり、商品のネーミングから今回の各種媒体の展開までを、ここまで幅広いメンバーのチームで展開できることも、ローカルでは全国的に稀なケースではないでしょうか。

このブランディングプロジェクトは、昨年3月に開催した個展「MUSUBU—佐藤豪人の結ぶデザイン展—」にお越しいただいた、岡山地酒創庫イチローズの平松一郎​さんとの出会いから生まれました。さらに「結ぶ」という言葉のようにご縁もひろがっていき、チームのプロフェッショナル力によって、この度のブランド展開がはじまりました。

また、化粧用には木箱ではなく岡山、児島のアパレルブランドにご協力をいただいてトートバッグを制作しています。こちらも生地やカタチにまでこだわった普段使いができる、とても素敵なデザインになっていますので、是非ご覧いただきたいです。

年代ごとに物語を感じる祝古酒の味を、ぜひご堪能ください。

Tovintage_Package

Tovintage_VI

Tovintage_PosterB2

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Tovintage_Leaflet_2

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Tovintage_FutoKaku2_2

2016-01-26 | +THINKING

「美」の「術」

もろもろ荷物の整理をしていたら学生時代のデッサンが、ポロポロと出てきました。もっと描き込まなきゃなぁと、今でこそわかる粗い感じに反省しつつも、努力していた良き想い出として嬉しくもあります。

デッサンは、モノ(コト)を観察する力を鍛えるにも良い訓練方法だと思います。また、お声がけいただくセミナーなどでもお伝えしていますが、「美術」の力やその基礎技術は社会の中でも大きく機能させることが可能だと考えています。

アーティストのように未来への問いを見い出すだけではなく、観察眼を鍛えることで販売職などにも活かせるかもしれないし、営業職であればお得意先の前で図をサッと描けたりしてもスマートですよね。もちろんデザイナーであれば、造形感覚を鍛えるにはもってこいです。

「美」の「術」というくらいですから、幅広いグラデーションの中で社会とコミュニケートする方法・手段として機能させることも可能なのだと思います。

もう一枚の写真はデッサンと一緒に出てきた、抽象的な鉛筆画。当時、赴くままに描いたカタチ。いまみると、この年齢だからこそ色々と考えさせられて、とてもおもしろいですね。

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2016-01-25 | NEWS, NOTE

頭をフル回転

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先週末に「JAGDA中四国大会 in 岡山」のミーティングがありました。

中四国を拠点として全国、そして世界で活躍されているデザイナーの方々が、岡山に集結して「話をする」という機会も、とても貴重だったように思います。実際、会議そのものがトークショーのようで、エキサイティングな時間に感じました。

会議では当日の役割分担も決めたのですが、その中で総合司会というなんとも大役を授かり…緊張感がグッと増しました。

ただ僕自身、各地域の先輩方からの「デザインの話」に今からワクワクしているので、「聞く」ということを楽しみにしながら参加したいと思います。

一日、頭をフル回転できるようにコンディションも整えておかなければですね。

【JAGDA中四国大会 in 岡山】
◯Facebookページ
https://www.facebook.com/events/969750446406337/996038200444228/
◯Webページ
http://jagda.artt.jp/
※参加のお申し込みはこちらからよろしくお願いいたします。

2016-01-21 | NOTE

おもしろい事例

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今日は日本古酒のブランディングプロジェクトで、メンバーが集まってのミーティングでした。その中で、酒蔵さんにピックアップしていただいた年代を、いくつかテイスティングをしました。

率直に、とても感動しました。

年代ごとに香りや味は、こんなにも違うものなのか、と…。

このプロジェクトも、もうすぐリリースです。全国的にも珍しいモノ・コトとなっています。そして、デザインとしてもローカル、地域の中で、おもしろい事例だと感じています。何より今日の感動を、ひとりでも多くの方に味わっていただければ嬉しいな、と思っています。

…いやはや、とにもかくにも役得な一日でした。

2016-01-19 | NOTE

スニーカーのように

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初雪の日、初めてのスニーカーで外出しています。あまり汚したくない感じの色だけど、履きこんでクタクタになる気がするなぁ。

午後一番、メールの返信が大作になり、たくさんの時間をかけてしまった。先方も真剣に考えていただけていることがとても嬉しくて、伝わる文章を目指して言葉をあっちやこっちと推敲を繰り返す。

例え、同じ言葉でもスニーカーのようにクタクタに使い込むことで味わい深く、伝わるものになるんじゃないかなぁ。と考えた、午後のはじまりでした。

2016-01-14 | +THINKING

「視点」と「恵み」そして「自然」

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様々なところで言葉にしていますが、ぼくは「『その人』が『そこ』で『その活動』を『重ねていく』ことで『歴史』が生み出されて『文化』が育まれていく」という意識を持って活動しています。

ぼくは、岡山生まれの岡山育ちで県外で暮らした経験が、まったくありません。その分、地域に最特化したデザイナーという意識も強いです。それがコンプレックスの時期もありました。ですが今では、ありがたいことにたくさんのご縁をいただく中で、その「視点」が強みになってきたように感じています。

そして岡山の美味しい米と水、そこから生まれた酒など地域の「恵み」を血肉化して、ぼくは活力を得ています。その部分を感じることって、「ミクロ」かもしれないけれど、豊かなことだと思うんですよね。

恵まれた地域で育まれていくことで、その空気感をデザインに込めるということも大事なのかもしれない、と考えるようになってきました。それは田舎っぽいではなく、「自然」ということだと感じます。だからこそ先の「ミクロ」は「マクロ」と表裏一体で、すべてを超えていく可能性があると思うのです。

ネットや交通が発達した現代では、様々な距離の壁も極端に低くなっています。その中で弊所も先の「視点」と「恵み」そして「自然」を活かしながら、全国展開のプロジェクトや県外でのブランディングデザインも、ここ岡山を拠点にしてクライアントとご一緒できています。

時代も「地域」ということを再認識しているように感じます。

「純岡山産」のデザイナーということを、そろそろ誇りに思っても良いのかもしれません。

2016-01-13 | NOTE

Walking

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年が明けて、目が覚めたらウォーキングに行くようにしています。忙しい日でも、出来るだけ、少しだけでも歩きます。

体力づくりを意識してのことですが、歩く中でその日のスケジュールをアタマに描いたり、デザインのアイデアを練ったりと良い時間になっています。

また何より歩くことは、その日の風景を体感できることが、とても良いなぁと思います。コースを変えると、何気ない日常に新しい発見があることも刺激になります。

そしてローカルだからこその自然がそこにあって、日々その色彩の移ろいを感じることができることも、きっと特別な日常なのだと思います。

2016-01-12 | NOTE

考えるキッカケとなる場

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昨日は福武教育文化振興財団のフォーラムへ。このイベントは様々なことを考えるキッカケとなる場で、今回もたくさんの刺激をいただける時間となりました。

会場には、デザインを担当したポスターやチラシ、Webへと展開したイラストレーションの原画も展示させていただきました。昨年のデザインも並べると、その連続性から印象の積み重ねを感じることもできたのではと思います。

プログラムで、最初のウェルカムミュージックと最後の交流会でのフードもステキだったなぁ。

2016-01-04 | MESSAGE, NEWS, NOTE

2016

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あけましておめでとうございます。2016年、弊所は本日から仕事初めです。

そのはじまりの言葉を、「2016 START」としました。

書体はTrajan(トレイジャン)という、約2,000年前にローマの石碑へと刻まれた古代のものを選びました。ローマン・アルファベット創世記の書体ということもあり、後に発明された小文字はこのフォントに存在していません。そのはじまりのイメージが合うなぁと感じたことと、とても優雅で洗練された佇まいにも惹かれ、迎春の雰囲気に良いかと考えました。

そして、選んだ言葉のSTART(はじまり)というの中には、ART(芸術)があるんですよね。

本年もご縁をいただく全ての「ヒト・モノ・コトを、元気で幸せに結ぶ。」デザインを目指して、楽しみながらも誠心誠意、頑張ります。

2016年も、どうぞよろしくお願いいたします。

はじめること、そのものにも芸術性があると考えて、STARTです。

2015-11-21 | NEWS

「日本タイポグラフィ年鑑 2016」の結果通知

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「日本タイポグラフィ年鑑 2016」の結果通知が届きました。

今年は合計4点が入選しました!ロゴタイプ・シンボルマーク部門で3点、パッケージ部門で1点です。とても嬉しいです!

クライアントとチームに感謝です。ありがとうございました!

2015-11-18 | SHADOW, REDISCOVERY

Rediscovery | Shadow #7

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雨がシトシトと降る日が続いています。機械的な音に囲まれている現代では、自然が生み出す一定のリズムが心地よいと感じることがありますね。

雨音にも耳を澄ましながら、今日という一日を楽しんで頑張ります。

*“REDISCOVERY”は日常の中で“再発見”した風景を撮影した写真のシリーズです。

Photograph by Hideto Sato

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